中国神話の一部を簡単にご紹介。
古代中国に天地開闢の創世神、盤古(ばんこ)という巨大な神がいるのですが、混沌の中から天地を創った盤古は疲れ切ってしまいます。崩れた盤古の身体は大陸に変化していきました。
身体 → 大陸の山々
産毛 → 緑
血管 → 河川
息 → 風と雲
声 → 雷鳴
汗 → 雨
骨 → 鉱石
歯と爪 → 金属
左目 → 太陽
右目 → 月
髪と髭 → 天の川の星
左目が太陽、右目が月と聞くと、日本神話に似たものを感じますね。
これは私の推測ですが、『日本書紀』の編纂に『三国志』が参照されていますので、
人神信仰も大陸から伝来された文化なのではないかと考えています。
私は神仏を祀ることはありませんが、世界の神話を勉強すると、国の歴史が見えてくるのでとても面白いと思います。