昼寝をしている時に道(Dao)という単語が降りてきたので、その概念について書きたいと思います。
道(DaoあるいはTao)とは、古代中国の思想家である老子の哲学上の用語の一つです。
その哲学の中に無為自然という教えがあります。
無為自然とは、老子の説く人間のあり方であり、宇宙(万物)の原理原則をありのまま受け入れることを指します。そして、この宇宙の原理原則を「道」と呼びました。
元々古代中国の歴史に関心がありましたが、そこまで老子に意識を向けたことがありませんでした。しかし最近になって興味が湧いてきたので、彼に関連するワードが降りてきたのだと思います。
後に彼を始祖に置いて生まれた道教は、国の発展に大きな影響を与えているので賞賛すべき文化だと思いますが、本来の老子の教えとは真実が歪められているように感じるため、私はあまり好きではありません。
道を知らない方でも、自然が好きであるがままを受け入れる精神が備わっていれば、万物の陰陽をニュートラルな視点で見ることができると思います。